【50代の再就職】会計年度職員の面接で「足ガクッ」の大失態!?年齢の壁に挑んだ私のリアル体験談

50代の再就職ストーリー

はじめに

「また、若い子が有利なのかな……」

そんな拭いきれない不安を胸に抱えながら、私は会計年度任用職員の2次試験である「面接」の場に立っていました。

前回の記事でお話しした通り、厳しい書類選考とレポート課題という高いハードルを奇跡的に突破し、ようやく掴み取った2次面接のチャンス。
結果からお伝えすると、今回の面接は物理的にも心理的にも「つまずき」と「やらかし」の連続でした。

今、就職活動で心が折れそうになっている同世代の皆さんに、私のリアルな失敗談を共有するとともに、過酷な緊張を乗り切るために私が実践したアプローチをお話しします。

【募集1名の狭き門】「若い子が欲しい」という現実を前に、私がドアを叩いた理由

今回の募集定員は、わずか「1名」という非常に狭き門でした。
ハローワークの担当者からも、事前に「若い方の応募がとても多い激戦区ですよ」と釘を刺されていた求人です。

かつて別の面接で、面接官からストレートに「正直、若い人が欲しいのも事実です」と言われた苦い経験が頭をよぎります。
会計年度職員という仕事の特性上、キャリアのステップアップを目指す若年層に人気があるのは理解していますが、50代後半の身にとってはやはり高い壁です。

それでも、今回の求人はこれまでの経験を活かせる非常に魅力的な条件でした。
「年齢を理由に最初から諦めて後悔するより、まずは全力でぶつかってみよう」 そう自分を奮い立たせ、私は面接室のドアを叩きました。

面接室へのわずか数メートルで起きた「足ガクッ」の想定外な事件

事件は、面接室のドアを開け、面接官の目の前へと歩いていく、あのわずか数メートルの間に起こりました。

原因は、久しぶりにクローゼットから引っ張り出してきた「パンプス」です。
普段の生活では履き慣れたフラットな靴ばかりを選んでいたため、完全に油断していました。
極度の緊張で足元が強張っていたことに加え、履き慣れないヒールのコンボによって、歩いた瞬間に足が「ガクッ」と大きくよろけてしまったのです。

「しまった!事前に足首のストレッチをしておくべきだった!」 心の中は一瞬でパニック状態になりましたが、そこはこれまでに修羅場をくぐってきた人生経験でカバー。
何事もなかったかのような澄ました顔で、どうにか指定された椅子へと着席しました。

しかし、頭の中は「最初の歩き方だけで、足元がおぼつかない体力のない人だと思われたかもしれない……」という不安でいっぱいになってしまいました。

女性面接官の鋭い視線と、緊張で声が上ずったボロボロの30分間

今回の面接官は3名。そのうち2名が女性の面接官でした。
女性特有の細やかな観察眼や、書類をめくる手元が視界に入るたび、私の緊張はさらに高まっていきます。

  • 質問に対して必死に答えるものの、面接官が時折「え?」と思案するような表情を見せる
  • 焦れば焦るほど、緊張で声のトーンが高く上ずってしまう
  • 極めつけは、面接が終わり退室する際、またしても足が「カクッ」となってしまう

正直に言って、これまでの再就職活動の中で、一番ボロボロだった気がします。
部屋を出た瞬間は、あまりのやらかし振りに、自分でも苦笑いするしかありませんでした。

【再現性あり】50代の私が面接直前に実践した、心と体を整える「3つの直前メソッド」

面接自体は反省点ばかりでしたが、不思議と後悔はありません。
なぜなら、ゴールデンウィークの連休で緩みきっていた心と体を本番のスーツに合わせるため、私は直前まで以下のような「独自のコンディショニング・メソッド」を徹底して行い、やれるべき準備はすべて尽くして挑んだからです。

今後、大切な面接を控えている同世代の方にもぜひ実践してほしい、直前の対策がこちらです。

  1. 「発声と表情筋」の3分間ストレッチ(直前の車内やトイレで) 50代になると無意識に口の周りの筋肉が硬くなり、緊張すると声がこもりやすくなります。面接の直前に「あ・い・う・え・お」と大きく口を動かし、少し高めの声で発声練習をしておくことで、第一声の印象を明るく保ちました。
  2. 「キャリアの3大強み」だけをメモした1枚の紙を見る 想定質問集を直前まで読み込むと、かえって頭が混乱します。私は「これまでの実務経験」「トラブル対応力」「周囲との協調性」という、自分の最大の武器3つだけを箇条書きしたメモ帳だけを直前まで眺め、「これだけは間違えずに伝えよう」と脳内をシンプルに整理しました。
  3. 「ゆっくり深く吐く」腹式呼吸で自律神経をコントロール 緊張するとどうしても呼吸が浅くなり、頭が真っ白になります。「4秒かけて吸い、8秒かけて細く長く吐き出す」という呼吸を待合室で繰り返すことで、心臓のバクバクを物理的に落ち着かせました。

パンプスでのつまずきという想定外のトラブルはありましたが、これらのメソッドのおかげで、激戦の中に飛び込んだ50代後半の私が、誠心誠意、自分のこれまでのキャリアと思いを言葉にして伝えることができました。その準備と行動のプロセスに対して、今は自分自身に合格点をあげたいと思っています。

まとめ

就職活動を頑張っているミドル・シニア世代の皆さん。
年齢という巨大な壁を前に、面接で思うように話せなかったり、思わぬ失敗をしてしまったりして、帰り道に激しい自己嫌悪に陥る夜もあるかもしれません。

しかし、私たちには若い世代にはない「確かな歩み」と「広い視野」、そして物事を俯瞰して見る「大人の対応力」が備わっています。

面接で言葉が詰まっても、足が少しカクッとなっても大丈夫です。
大切なのは、その厳しい現実から逃げずに面接会場へと向かい、自分の力で重い扉を開けたという、その行動力と勇気そのものにあります。

結果がどうあれ、挑戦し続けている姿こそが、すでに人生における大きな「前進」です。
今回の2次面接の結果が出ましたら、またこのブログでありのままにご報告しますね。
次の扉が開くまで、あきらめずに一歩ずつ進んでいきましょう。

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